「One Being ひとつであること」-EARTH PROJECTテーマ曲-に寄せて
by EARTH PROJECT 制作委員会
「One Being ひとつであること」制作にあたり
by MARTH

「One Being ひとつであること」
-EARTH PROJECTテーマ曲-に寄せて
by EARTH PROJECT 制作委員会

21世紀も早や十余年を過ぎ、今や世界人口は六十億人を超えました。科学文明の発展は一見めざましく、時間や距離を超えて世界中の人々の行き来や、コミュニケーションを可能にしてきました。しかし、一方で重大な自然破壊、それにともなう災害の多発、重症化も今や目を背けることができないほどです。そして、壊された自然に同調するように人のこころも荒廃し、国家間の戦争から日常のいじめまで、争い、戦いや競争が止むことはありません。そして、昨年の大地震に引き続き起きた原子力発電所の事故、そして、重大な放射能汚染の危機。50年以上前、広島と長崎に原爆が落ちたこの国は、今まで一体何を学んできたというのでしょうか…。

そのような人類の危機的飽和状態の中でも、一貫して本質的な事業を追求してきた私たちが出逢った作品がありました。それは聞くだけで、ことばを失うほどに愛しい音楽でした。なくしてしまった大切なものをみつけたような…それは、私たち一人ひとりの胸深くに響きました。そして、何よりも山や海、空…自然界の大きさ、広さ、深さを想わせる壮大なスケールの楽曲の中に込められた願い、アーティストがかつて深く愛した人が何よりも望んだこと…未来をになう子供たちに彼女がいつも贈りたいと願っていた美しき生、美しき世界こそ、私たちが夢見ている未来の世界なのだと感じました。そして、「ひとつであること」と名づけられたその歌を今回のEARTH PROJECTのテーマ曲として選んだのです。

「すべてのものがわかたれてなどないと 本当のことを学ぶ街になれ…」この曲の一節にあるように、世界中のだれもがそのことを学べるなら、新しい時代、美しい世界の創造は可能かもしれない…そのような明るい希望を私たちに抱かせてくれるような真のちからにあふれた作品です。稲妻のように胸を打ち、こころを震わせながら、人々のこころの中、いのちの中に水のように深くしみ通り、癒していく…そして、もともとそうであるように人々をつなげていく…そのような楽曲だと感じています。

言葉を越えて伝わる深き想い、世界中のすべての人の永遠の願い…それを表現してやまない「ひとつであること」を世界中のすべてのこころ美しき人々に贈り、「EARTH PROJECT」への招待状に代えたいと思います。

「One Being ひとつであること」制作にあたり

ワンビーイング(ひとつであることへの気づき)は、私たち人類が美しい人生を生きることにとって大切な要素です…。
国や民族・宗教・地域・団体・家・世代、それぞれがそれぞれに違った価値観・観念や主義主張・習慣・経験があっても、私たちがすべて本当はひとつであり、一体物であると気づいているなら大きなへだたりや争いは静まってゆくことでしょう。また、本来人類がもっていた本当の安心感ややすらぎがそこから生まれることでしょう。万物自然、すべてのものがひとつであるなら、人それぞれの特徴や能力、そして担当や担うべき場所が違っても、何の問題もないのです…。しかし、分離分裂・隔たり感を信じてそれぞれが違っている場合、それらはいつのときも争いの火種であることでしょう。

MARTH