哀しみをも抱きしめるライアーの収録

昨日・本日の2日間はライアーのレコーディングDAYでした。
筆舌に尽くし難い神聖な響き、、、
MARHTの詩やメロディーを奏でるのに
こんなにもふさわしい楽器はあるのだろうか…と思うほど、
切なさとに愛しさにあふれたライアーの調べ。
立ち合ったスタッフ一同、その倍音による響きに心底癒されたのでした。

今回のレコーディングは
「イザヤからの手紙 -イザヤの遺言-」の挿入歌でした。

MARTH 原作・音楽・脚本・監督・総合プロデュース　
第３弾アニメーション「イザヤからの手紙 -イザヤの遺言-」のテーマソング３曲
「東への道　～世界の見本となる愛の国を創るために～」
「友を勝たせて　愛の世界をつくるために」
「空と海の果てに」

「東への道　～世界の見本となる愛の国を創るために～」
のレコーディングでは、ライアー奏者からもサウンドエンジニアからも
「我々ライアーチームはこの曲が特にお気に入り！」
と前日から気合のメッセージが入るほどでした。

そもそもこのレコーディングは
もっと早くに行う予定だったものが、MARTHの音楽や世界観を、
より深く感じた上で演奏したいとお申し出があり、
日程をずらしたほど、この作品たちへのチームの思い入れは強かったのです。

この楽曲、アルバム「メジャーライン」で３年前に発表したものです。
アルバム「マイナーライン」との対で、MARTH楽曲の陰と陽の対比が素晴らしく
それぞれの美しい世界観をもっていたのでしたが、
このたびのアニメの誕生により、一層深みが増したのでした。

単に明るいメジャー調なのではなく、
傷みも哀しみ抱きしめた、希望に満ちた明るさ・・・
その中にある幸せ感が
「イザヤからの手紙　ーイザヤの遺言ー」で描かれている
10,000キロをこえて東へと向かう民たちの心情と重なるように思えるのです。

長い捕囚の体験、哀しい世界の連続であっても、
誰のことも恨んだり、憎んだりもせず、
幸せな世界をつくろう！私たちは平和に生きてゆける！
どんなに哀しい過去があろうとも、愛の世界を私たちはつくれるよ！
そして、過酷な荒波の航海にあっても内側は幸せに満ちている、、、

嬉しいことがあるから幸せなのではない。
両極をこえた幸せ。
傷みも哀しみも抱きしめているそんなサウンドになっていたのです。

今回のレコーディングに限らず、
MARTH音楽に参画する演奏家の方々は皆さんそれぞれ、
ひとつひとつの楽器にまさに魂を入れて演奏してくださいます。
ぜひ、アニメーションの公開も楽しみにしていてください。
今回のレコーディングは、さらに特別なものとして
この癒しの響きをダイレクトにお届けしたいと、
究極のアナログレコーディグにより
癒しの音の極みと呼ばれる 432Hzにて
LP盤も発売いたします。

サウンドエンジニアの伊藤圭一氏も
音の魔術師と呼ばれる日本屈指のレコーディングプロデューサー。

聞く人の感動を第一にされている方です。
絶妙なマイクの配置や㊙️な技で
とてつもないサウンドを生み出してくださいました。

MARTH初のアナログコレクション LP７枚セット
こちらもお伝えしたいこと盛りだくさんなので、また改めて記します。